フリーランスエンジニア向けエージェント9社を徹底比較!【2024年9月5日時点】

エージェント
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いざ案件を探すときに、「似たようなエージェントばっかりだし、どれでもいいから適当に登録してみるか。」とエージェントに登録したことはありませんか?

場合によっては、その選択がもったいないこともあります。この機会に、是非「どんなエージェントがあって、どんな特徴があるのか?」を知って頂けたらと思います!

昨今、フリーランスエンジニア向けのエージェントが乱立しているように感じます。下手したら、SNSやGoogle検索で、「名前を聞いたことがないエージェントを毎日見かける」なんてこともあるかもしれません。

いざ案件を探そうと思い、「どんなエージェントがあるの?」と探そうとしたら最後。LP(ランディングページ)を見る限り、どこも似たようなものに感じることも多いです。

エージェントの数も多いので、結局「いくつか見てみたけど、適当に登録するか。」という流れになってしまうことも。

本記事では、そういった悩みも解消します。

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フリーランスエンジニア向けエージェント9選!

フリーランスエンジニア向けエージェントを9個選びました。

各サービスの特徴を簡単に解説しているので、是非ご覧ください。

また、案件数や単価で比較した結果は、この後記載しているので、そちらも読んで頂けると。

Noサービス名特徴
1レバテック フリーランス
フリーランス向けのエージェントの中では一番有名かもしれません。案件数も豊富で、高単価案件も多く掲載されています。また、福利厚生サービス「レバテックケア」も提供しており、隙きが無いです。
2Pe−BANK フリーランス数少ない全国の案件を掲載しているエージェント。共同受注という形式を取っており、営業や事務をエンジニア側でする必要がないのが特徴です。実際に支払われる金額の90%をエンジニア側が受け取れることも特徴。
高単価な案件の紹介もしていながら、「確定申告サポート」、「福利厚生」、「教育サポート」が充実しており、会社員と変わらないようなサービスを受けることができます。Webサイトも充実しており登録する前にしっかりサービスについて知ることができます。
3Tech Stock
仲介会社にありがちな、「多重下請け」に対して問題意識を持っており、ここをなるべく排除し、エンジニアに支払う報酬をアップさせよう!としているようです。実際、月80万以上の高単価案件が多く掲載されている&掲載されている全体の93%が元請け案件。サービスの登録者数は約25,000人。年齢別で言うと30代、40代が圧倒的に多いです(全体の80%)。おそらく理由としては、「高単価な案件が多い=上流工程の案件が多い」となっているため、どうしても経験年数が多い登録者が多くなっているのではないでしょうか。
4High Performer ConsultantINTLOOP社が運営するコンサルタント向けの紹介サービス。SEからコンサルタントにキャリアチェンジしたい人におすすめです。コンサルタント案件になるので、単価が別格なのが特徴。INTLOOP社自体が18年の老舗ということもあり、安心感があります。
会員は、別で提供している福利厚生サービス「fukurint」を利用することもできます。
デメリットは、コンサルタント案件ということ。エンジニアと比較して、顧客折衝やプロジェクト管理、コミュニケーションなど求められるスキルが多岐に渡ります。
5Midworks週2,3の案件を多数掲載しているのが特徴。また、正社員並の保証を提供しており、「フリーランス協会のベネフィットプラン」や「会計ソフトfreeeeのスタンダードプラン」が無料で使えたりします。会員登録しなくても案件を検索することができますが、非公開案件が80%程度のため、会員登録することをオススメします。
デメリットとしては、週2,3の案件はスキルが低いと厳しいということ。週2,3の案件はあるものの、実際に受けることができる人は限られそうです。
6BTC AGENT for エンジニア大手SIerやコンサルティングファームとの直接の繋がりがあるために、高単価案件が多いのが特徴。登録することで、BTC社員限定の技術勉強会に参加することができます。
メリットはなんといっても高単価案件が多いこと。また、「クラウドエンジニア/コンサルタント/AIエンジニア/RPAエンジニア」など専門サービスも展開している。
反対にデメリットは、高単価案件が故に、責任が大きいポジションが多いこと。そのため、週2,3の案件は少ないです。
7Engineer-Route「就業平均期間25ヶ月」ということもあり、エージェントのサポート体制がしっかりしているのが特徴です。掲載されている案件の言語の上位にJavaやC#、.NET系など古くから使われている手堅い言語の案件なのも特徴です。
高単価!というよりも、継続して働きやすい環境を作っていこう!という方針のエージェントです。
8Strategy Consultant Bank高単価のコンサルタント案件が掲載されています。稼働率50%〜から紹介できる幅広さが特徴です。また、実際に案件に参画した後、担当者が実働と契約でかけ離れていないかチェックしてくれ、場合によってはクライアントと調整してくれるのも有り難いです。
デメリットとしては、会員登録するまでは、どんな案件が掲載されているか分からない点。事前にどんな案件があるかチェックすることができません。
9ポテパン フリーランスPOTEPAN CAMPという未経験者向けのスクールを提供しているポテパン社が運営しているサービス。お役立ちコラムでは、言語別の今の状況などを紹介しており、情報収集にも役立ちます。
掲載されている案件も高単価案件から副業的な案件まで幅広く紹介しているのが特徴です。

【比較①】案件数

案件数は各エージェントで、もちろん異なります。そのため、まずは「案件数」で比較してみました。

掲載されている案件数が多いトップ3は以下の通りです。

ランキングサービス名案件数
レバテック フリーランス50,000
Pe-BANK フリーランス40,357
Midworks7,629件

補足

上の数値は、公開されている案件数です。非公開案件も含めるとランキングは変わってくると思いますので、あくまでご参考まで。

レバテックフリーランス、Pe-BANKフリーランスが圧倒的な案件数でした。

案件数が全てではないですが、件数が多ければ、自分に合った案件に出会う可能性も高いと思います。

是非、上の2サービスは登録することをオススメします!

【比較②】単価

フリーランスである以上、気にせずにはいられない「単価」。

正直、単価は「高ければ高い方がいい!」と思っている人も多いはず。

ここでは、各サービスに掲載されている案件数を以下の3つの条件で比較しました。

  • 単価70万以下の案件数
  • 単価70〜80万の案件数
  • 単価80万以上の案件数

ランキングサービス名〜70万(全体に占める割合)70万〜80万(全体に占める割合)80万〜(全体に占める割合)
レバテック フリーランス20,993件(52%)9,840件(24%)9,524件(24%)
High Performer Consultant548件(8%)6,615件(91%)
Tech Stock2,044件(30%)1,118件(17%)3,565件(53%)

案件数が多いレバテックが、3つの条件で全て1位でした。

ただ、ここで注目して頂きたいのは2位、3位の「80万〜」の案件数。

どちらもINTLOOP社が提供しているサービスです。

High Performer Consultant に至っては、掲載されている案件の9割が80万〜という驚くべき結果に。やはりコンサルタント強し!です。

SEの人であれば、ITコンサルタントへのキャリアチェンジは非現実的でもないです。なんなら、普段の業務でコンサルみたいなことをしている人も多いと思います。

Tech Stock も件数で見ると他の2つに差をつけられていますが、80万〜の案件が掲載されている案件の5割です。

こちらはHigh Performer Consultant とは異なり、業務はエンジニア関連が多いです。

【比較③】稼働率

フリーランスの魅力の1つに、自由な稼働率もあるかと思います。

フル稼働ではなく、週2、3程度でゆとりある働き方を!なんて人もいるはず。

ここでは、週2、3の案件数を比較しました。ランキングは以下の通りです。

ランキングサービス名週2,3の案件数(全体に占める割合)
Midworks7,629件(100%)
レバテック フリーランス4,353件(11%)
High Performer Consultant680件(9%)

なんと、Midworksの圧勝でした。

全体の件数だと、レバテックフリーランスが圧倒的な中、Midworksが週2、3の案件数ではトップになりました。

Midworks自体、副業的な働き方に強みをもっているサービスのため納得の結果です。

【比較④】リモートワーク

昨今のコロナの影響で、リモートワークも増えてきました。

「リモートワークできるかどうか?」が重要なポイントの人も多いはず。

リモートワーク可の案件数で比較しました。ランキングは以下の通りです。

ランキングサービス名リモート可の案件数(全体に占める割合)
レバテック フリーランス13,158件(33%)
High Performer Consultant2,198件(31%)
Tech Stock2,047件(30%)

レバテックフリーランス強し!な結果になりました。

(やはり、母体件数が多いのは強いです)

ただ、面白いことに、全体に占める割合は、各サービス、ほぼ同じという結果になりました。

エージェントに登録する一般的な流れ。

いくつかエージェントを紹介しましたが、登録方法は、ほぼ同じです。

一般的な流れを紹介します。

①メールアドレスを使って、サービスに登録する。

②エージェントの担当者から、担当者との面談の日程調整依頼が入る。

サービスへの登録が完了すると、担当者からメールや電話で連絡があります。

そこで、担当者との面談を行う日程を調整します。面談の枠としては、約30〜60分が多いようです。

③スキルシート(or 履歴書)を作成して、担当者に提出しておく。

スキルシートが必須でないエージェントもありますが、用意しておくことをオススメします。

自分の経験やスキルを正確に伝えることで、自分の希望にマッチした案件を紹介してもらえる可能性が高まります。

④担当者と面談を行う。

担当者との面談は、「これから、どんな案件を探しましょう?」の希望を聞くための時間だと思っていただいて大丈夫です。

希望している案件の業務内容や働き方、報酬などを聞きつつ、自分の経験やスキルを伝えることになります。

※経験やスキルを伝える際、スキルシートがあると会話がスムーズです。

以上がエージェント登録の流れです。今回は、一般的な流れを紹介したので、エージェントによっては多少の差異があるとは思いますので、ご了承ください。

【経験談】実際にエージェントを利用して、案件に参画した感想。

私自身、フリーランスのためエージェントを利用して案件に参画していました。

実際に、エージェントに登録してから案件参画までしたのはINTLOOP社の「Tech Stock」です。

SIer系の経験が多かったため、Tech Stockとの相性がよく、高単価な案件に参画することができました。

実際にエージェントを使った感想としては、「あまりエージェント期待し過ぎない方がいい」かと思います。

具体的な例を挙げると、例えば「単価交渉」。案件に参画して一定の期間が過ぎると、単価を上げたいなーと思うこともあるはず。

エージェント側から、単価を上げませんか?と提案してくれることは少ないです。実際に、現場の人との交渉はエージェント側の担当者が行いますが、その前段階である、担当者に単価を上げたい旨を伝える必要があります。

エージェントを利用していると、正直、会社員とあまり変わらずに働くことが可能です。そのため、会社員感覚が抜けないこともあるかもしれません。

フリーランスの自覚を忘れないことが大切です。

まとめ

以上でエージェントを紹介は終わりです。

エージェントを選ぶ参考になれたらと思います。

プロフィール
この記事を書いた人
katsuya

SESからキャリアをスタートし、現在はフリーランスとして活動しています。フリーランスになってから6年で年収1,000万円を達成しました。「Study Infra」では、今までの経験やITインフラに関する情報を発信中です。

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