ALBの振り分けルールは5パターンあり、どれをどんな場面で使えばいいのか?と思う人も少なくないはず。今回の記事は、「自信を持って、これを使うべき!」と言えるように理解することを手助けできるようなものになっているはず!ではいってみましょう!
HTTPSリスナーのみ、ALBを使ったユーザー認証機能があります。これは解説が長くなりそうなため別の機会に解説します。
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リダイレクトアクションとは?
クライアントリクエストを別のURLにリダイレクトする機能(HTTPコード301や302で)。
リダイレクト先は protocol://hostname:port/path?query
で指定することができます。
項目 | 説明 |
---|---|
protocol | HTTP or HTTPS が指定可能。HTTP→HTTP、HTTP→HTTPS、HTTPS→HTTPSでリダイレクトすることが可能。「#{protocol}」を利用することで、リダイレクト元のプロトコルをそのまま使用することが可能。 |
hostname | リダイレクト先のホスト名。ワイルドカードも使用可能です。「#{hostname}」を使用することで、リダイレクト元のホストをそのまま使用することが可能。 |
port | リダイレクト先のポート(1~65535)。「#{port}」を使用することで、リダイレクト元のポートをそのまま使用することが可能。 |
path | リダイレクト先のパス。「#{path}」を使用することで、リダイレクト元のパスがそのまま使用することが可能。 |
query | リダイレクト先のクエリパラメータ。「#{query}」を使用することで、リダイレクト元のクエリパラメータがそのまま使用することが可能。 |
よくあるのは、「HTTPのリクエストをHTTPSにリダイレクトさせ、常時HTTPS化させる」というもの。
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転送アクションとは?
ターゲットグループにリクエストをルーティングする機能。
ターゲットグループを複数指定する場合、ターゲットグループ毎に重みを指定して振り分けの比重を調整することが可能です。
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また、転送アクションではスティッキーセッションを利用して振り分け先のターゲットグループを固定化するができます。
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固定レスポンスアクションとは?
ALBで事前にHTTPステータスコード、MessageBodyを定義し、それをレスポンスとして固定で返す機能。メンテナンスページなどをALBだけで実装することが可能です。ただ、HTMLの文字数制限が1024文字以内という制限があります。
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アクションが適用されるための条件
「/infoのパスにリクエストが来たら、リダイレクトさせる」のように、アクションを適用させる条件をオプションで指定することが可能です。この条件は、以下の6種類のルールから選択できます。
項目 | 説明 |
---|---|
host-header | 各リクエストのホスト名に基づいた条件を指定可能。example.comのように指定することが可能です。ワイルドカードも可。 |
http-header | HTTPヘッダーに基づいた条件を指定可能。(例えば、ユーザーエージェントでアクションを分ける。などが可能。) |
http-request-method | HTTPリクエストメソッドに基づいた指定可能。 |
pth-pattern | パスのパターンに基づいた指定可能。 |
query-string | クエリパラメータに基づいた指定可能。 |
source-ip | 送信元IPに基づいた条件を指定可能。 |
簡単でしたが、以上になります。
(公式サイトのリンクも貼っておきます。)
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