未経験からシステムエンジニアになる前に知りたかったこと9選!

システムエンジニア
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「未経験からシステムエンジニアになりたい。」と思い、情報収集をしていると、このようなことに気づくのではないでしょうか?

経験者による具体的な情報が足りない。

どの業界、職業でも言えることですが、経験者が当たり前に知っている情報でも、未経験者にとっては貴重な情報ということはよくあることです。

この記事では、システムエンジニア経験者の筆者が、システムエンジニアになる前に知りたかったことを紹介します

ぜひ、あなたの転職活動でより良い結果が出せるように、活用してください。

なお、筆者はシステムエンジニアとして複数のプロジェクトに参画し、様々な業務に携わった経験があります。

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プロジェクトでは、工程が細分化されているため、未経験にもチャンスがある。

知っている人もいると思いますが、改めてシステム開発の流れを紹介したいと思います。

一般的なウォーターフォール型は以下のような工程に分かれています。

  1. 要件定義
  2. 基本設計
  3. 詳細設計
  4. 開発
  5. テスト
  6. 本番移行
  7. 運用
ウォーターフォール型開発

ここで少し考えてみてください。未経験者にチャンスがある工程はどこでしょうか?

おそらく、「5. テスト」からではないかと思います。

実際に、筆者は「4. 開発」の終わり〜「5. テスト」の始まりぐらいのところで、初めてプロジェクトに参画しました。

基本的に、ウォーターフォール型では、前の工程に戻ることはしません。そのため、前の工程で決定したものや作成したものを元に次の工程を行います。

プロジェクトにもよりますが、テスト工程では、「どんな作業を行い、どのような結果が出るか?」が事前に手順書やテスト仕様書などに細かく書かれていることが多いです。

テストでは、その資料を忠実に守りながら作業を進めていくため、考える場面が少ない。これが未経験にもチャンスがあると言った理由です。

30代から、未経験でシステムエンジニアになれる人は少ない。

残念ながら、30代の未経験からシステムエンジニアになれる人は、非常に少ないと思います。

転職が難しくなってしまう理由は、いくつか考えられます。

  • 20代に比べ、技術習得に時間が掛かってしまう。
  • 前職の経験が裏目に出ることで、柔軟性に欠け、会社に馴染むまでに時間が掛かってしまう。
  • 未経験からスタートするため、給与が現状よりも下がってしまう。


転職サイトで、未経験者の求人数を見てみると、このような結果でした。

調査した転職サイトエンジニアの総求人数未経験数 or 微経験者の求人数
レバテックキャリア8,079件26件
リクナビ NEXT999件243件
※2024/5/31時点。勤務地を関東に絞った場合の求人数。

転職サイトによって、バラつきはありますが、厳しい結果だと思います。
実際、筆者も6年ぐらい色々なプロジェクトに参画しましたが、「30代で未経験から転職した人」には会ったことがありませんでした。

やはり、30代未経験からシステムエンジニアに転職することは、不可能ではないと思いますが、かなり厳しい道になるでしょう。

そのためにも、30代未経験から転職を成功させるためには、
転職する前にある程度の知識を付けたり、前職での経験をアピールしたりと、
いろいろ工夫が必要になってくると思います。

IT系の資格は、けっこう役に立つ。

1度はSNSで、「エンジニアは資格ではなく実務の方が大事だ。」と目にしたことがあるのではないでしょうか?

結論から言うと、資格は役に立つと思います
未経験者は、アピールできる武器がそもそも少ない。そのためにも「少しでも武器になりそうなものは、全て集める」ぐらいの気概が必要になってきます。

筆者も資格に助けられた人間の1人です。
たしかに、実務経験と資格を比べると、実務経験の方が絶対的に有利です。

資格を取得することで、「最低限の知識を持っている」「その知識を習得するために勉強している」ことが評価されることも結構あります。

特にシステムエンジニアの場合、IT系の資格が役に立つことが多いです。

実際、以下のような場面で、目にしたことがあります。

  • お客様にどんなメンバーが配属されるか確認されたとき、上位の資格を保持しているメンバーがいることを伝えると、かなり良い反応をされていた。(筆者がインフラエンジニアなこともあり、よく目にした資格は、OracleやAWSが多かったです。)
  • SESからSIerのプロジェクトに配属されるときに、アピールポイントになっていた。
  • IT系の資格を取得することで、自身の給与アップに繋がっていた。

資格取得のために積み重ねた努力が無駄になることは無いです。

実際の業務は、意外と泥臭い。

システムエンジニアという職業に対し、どんなイメージを持っていますか?

筆者は、未経験のとき、このように思っていました。

「全部PCで作業して、最新のツールを使って自動化したり、プログラムを組んだりして、スマートな仕事をしているだろう。

実際はどうでしょうか?

  • Aさんはこういう性格だから、用意する資料は〜に気をつけた資料にしておこう。
  • 本番リリースをしたあと障害が発覚し、そのまま夜間対応に追われる。
  • プログラム組んだり、ツールを使うより、コピペが早いので手作業で対応する。
  • 新しい技術の検証のために、ドキュメントを読み漁り、手を動かして地道に検証する。

挙げたらきりがありませんが、当時の自分が思っていた「スマートな仕事」に程遠い場面も多々ありました。

当然ながら、仕事である以上、泥臭い仕事もスマートな仕事も両方あります。
SNSなどで目にするキラキラした部分に惑わされないことをオススメします。

理想と現実のギャップは、どの職業でも共通して必ずありますよね。

(SESの場合)入社が難しい大手企業でも、プロジェクトなら参加することができる。

これはSES限定の話になりますが、未経験者が就職する先として多いと思うので、挙げさせてもらいました。

通常であれば、入社が大変な大手企業に、SESならプロジェクト単位で参加することができます。

入社するよりもハードルはグッと下がります。
なぜなら、そのプロジェクトで必要なスキルや経験を持っているか?が重要であり、入社ほど学歴などは関係ないことが多いからです。

筆者の経験上、「大手企業の社員さんがリーダーで、他社から参加した人はメンバー」のような構成になることが多かったです。
実力が認められると、他のプロジェクトにアサインされたり、リーダー系の仕事を任せられたりすることもあります。

(余談ですが、プロジェクトによっては、大手企業の設備や福利厚生を一部利用できることもあります。)

もちろん、大手企業の社員の方々は優秀な方が多く、その中で結果を残す必要があります。
やりがいもあり自身の成長に繋がるため、とても楽しいです。

実際の業務はコードを書くだけではない。むしろ、書かない時間の方が多い。

これは前述した「仕事は意外と泥臭い」にも共通してきます。
実際の業務はコードを書く時間よりも、それ以外の作業に多くの時間を費やします。

  • 設計などをまとめた資料の作成
  • 設計するにあたって、担当者間で打ち合わせ
  • 打ち合わせを行うためのスケジュール調整
  • 日々のタスクの進捗状況や悩みを共有する定例
  • 外部システムとテストをする場合など、会社を跨いだスケジュール調整
  • 作成したコードを実際に動かしてテストを行う

特にコミュニケーション能力は、とても大切です。
なぜなら、1人だけで進めることが可能な仕事が少なく、他者と関わりながら進めていく仕事が大半だからです。

もちろん、コードを書くことも大切な仕事です。ただ、それだけやっていれば良いというわけにはいきません。

「ただ、黙々とコードを書いておけばよさそうだ」と思っているならば、少し立ち止まり「このままシステムエンジニアを目指してよいのか?」考える時間を取ることをオススメします。

しっかり勉強していると思いの外、役に立つ

エンジニアって休日も勉強しているんでしょう?

これは未経験から転職するうえで、気になるポイントになるのではないでしょうか。

Qiitaユーザー2,700人に対するアンケート調査によると、仕事や学校がある日に30分以上勉強する人の割合は60%以上との結果だそうです。

エンジニア白書2023 - Qiita
国内エンジニアの動向把握として、Qiitaユーザー約2,700名を対象にアンケート調査を実施し、エンジニアに人気の開発言語や普段使用している技術をはじめ、働き方、転職時に重要視する項目など、エンジニアにまつわるトピックスを様々な角度から調査...

これには、正直、筆者も驚きました。「思ったよりも、みんな勉強しているんだ。」と。

アンケートの対象が、Qiitaユーザーということもあり、技術系の情報敏感な人が多い可能性もあります。そのため、実際はこの結果より少なくなる可能性もあります。

個人的には、「業務外の勉強は必須ではないが、実現したい目標があるならばやるしかない」と思います。
生成AIなども活用されるようになり、エンジニアの在り方も変わってくると思います。
その中で日々、スキルを磨くために勉強したり、情報収集したりすることが、とても大切です。

エンジニアの勉強には、大きく2種類あると思います。

すぐに効果が出るもの
・今の現場で利用している技術を勉強す

すぐに効果がでないが、後々効いてくるもの
・今後、利用するかもしれない技術を勉強する
・1つの技術をより深く勉強する

どちらの勉強も大切です。上手く、両方を使い分けながら勉強してみてください。

他社のリアルな職場環境を知ることができる。

SIerやSESでシステムエンジニアをしている人は、他社の人と関わる機会が多いです。
そのため、自然とその会社のリアルな職場環境を知ることになります。

特に、「他社の優秀な社員さんを直接見ることができる」のは、とても大きなメリットです。

規模が大きいプロジェクトになると、数百人規模の人が関わることになります。
その中で、たくさんの出会いがあります

  • 技術力はそこそこでも、コミュニケーション能力が高く、いつも会議を上手にまとめてくれる人。
  • シンプルに技術力が凄く、どこまで知っているんだ?という人。
  • いつも場を和やかにしてくれて、働きやすい空気感を作り出してくれている人。
  • スケジュールやタスク管理が絶妙で、プロジェクトがスムーズに進んでいく。
  • お客様の懐に入るのが上手く、色々な調整事項がスムーズに進む。

いろいろな分野の優秀な人から、仕事のやり方、勉強方法など盗めるだけ盗んで、ぜひ、自身の成長に繋げて欲しいです。

働いているうちに、システムエンジニアに向いた性格になる。

システムエンジニアに向いている性格は?自分に適性があるか?気になるところだと思います。

筆者の考えでは、

  • 細かい仕事を正確にやり抜くことができる
  • 打たれ強くて多少あたりの強い人でも受け流すことができる
  • 技術を勉強することが苦でない

これらを備えていると、システムエンジニアとして働くうえでプラスになるかもしれません。

ただ、システムエンジニアになる前から備えている人も多くないでしょう。
恥ずかしながら、筆者は「技術を勉強することが苦でない」しか持っていませんでした。
他は、システムエンジニアとして働く中で、身についていったと感じます。

心配せずとも、「目の前の仕事をしっかりやる」ことさえ意識できていれば、自ずとシステムエンジニアに向いた性格になっていると思います。

あまり構えなくとも良いのかな。と思っています。

まとめ

以上、未経験からシステムエンジニアになるために知っておきたかったことを記載してきました。

この記事が、あなたにとって役立つ情報となることを願っています。

プロフィール
この記事を書いた人
katsuya

SESからキャリアをスタートし、現在はフリーランスとして活動しています。フリーランスになってから6年で年収1,000万円を達成しました。「Study Infra」では、今までの経験やITインフラに関する情報を発信中です。

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