TerrformでAuroraを作成するときにパッと見ることができるように、設定の一覧を作成しました。
構築するときなどの手助けになれば!
Terraformリファレンス
aws_rds_cluster
設定項目 | 解説 |
---|---|
allow_major_version_upgrade | メジャーアップデートを行うかどうかの設定。trueにしてapplyするとメジャーアップデートを行う。 |
apply_immediately | クラスターへの設定変更の即時反映設定。trueにすると即時で行われ、falseにすると次回のメンテナスウィンドウで行われる。 |
availability_zones | クラスターストレージを配置するAZ。リスト形式で指定する。指定された値が3つ以下の場合、自動的に3つのAZが割り当てられる。自動割当にする場合はlifecycleのignore_changesで無視することがオススメ。 |
backtrack_window | バックトラックウィンドウ。指定できる範囲は、「0~259200(72時間)」。このオプションはauroraエンジンのみ利用可能。 |
backup_retention_period | バックアップの保持期間。指定できる範囲は、「1~35(日)」。 |
cluster_identifier | クラスターのユニーク識別子。 |
copy_tags_to_snapshot | スナップショットにクラスターのタグ情報を全てコピーするかどうかの設定。 |
database_name | クラスターに作成するDBの名前。 |
db_cluster_parameter_grup_name | クラスターパラメータグループ。 |
db_subnet_group | DBクラスターが使用するサブネットグループ。事前に作成しておく必要がある。少なくとも2つのAZに1つ以上のサブネットが必要。 |
deletion_protection | クラスターの削除保護。trueなら有効。 |
enable_http_endpoint | HTTPエンドポイントの有効化設定。serverlessのみ設定可能。 |
enabled_cloudwatch_logs_exports | CloudWatchにログをエクスポートするかどうかの設定。リスト形式で以下を設定可能。 MySQL:audit, error, general, slowquery PostgreSQL:postgresql |
engine_mode | エンジンモード。global、multimaster、parallelquery、provisioned、serverlessが設定可能。 ※parallelqueryはMySQLのみ使用可能。 |
engine_version | データベースエンジンのバージョン。 MySQL:https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/AuroraUserGuide/AuroraMySQL.Updates.Versions.html PostgreSQL:https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/AuroraUserGuide/AuroraPostgreSQL.Updates.20180305.html |
engine | データベースのエンジン。aurora、aurora-mysql、aurora-postgresqlが設定可能。 |
final_snapshot_identifier | クラスターを削除するときにスナップショットを取得した場合、そのスナップショットの識別子。 |
iam_database_authentication_enabled | IAMデータベース認証の設定。クラスターに接続するときにIAMで認証を行うかどうか設定できる。 |
iam_roles | クラスターに関連付けるIAMロール。リスト形式で指定する。 |
kms_key_id | KMSのキー識別子。 |
master_password | DBユーザーのパスワード。lifecycleのignore_changesで無視することで、後からパスワードを変更しても差分として認識されずに済む。 |
master_username | DBユーザー名。 |
port | DBのポート。 |
preferred_backup_window | 日次の自動バックアップウィンドウ。hh:mm-hh:mmの形式で実施したい時間帯を指定する。 例:10:00-10:30 |
preferred_maintenance_window | メンテナンスウィンドウ。DDD:hh:mm-DDD:hh:mmの形式で実施したい時間帯を指定する。 例:web:04:00-web:04:30 |
replication_source_identifier | レプリケーション元になるクラスター or インスタンスを指定する。DBがAuroraのみのときは使用することはない。 |
restore_to_point_in_time | ポイントインタイムリカバリの設定。プロパティは後述。 |
scaling_configuration | スケーリングのプロパティを設定する項目。serverlessのみ設定可能。プロパティの解説は後日予定。 |
skip_final_snapshot | クラスターを削除するときにスナップショットを取得するかどうかの設定。trueならスナップショットを許可する。 |
snapshot_identifier | スナップショットからクラスターを作成する場合に対象のスナップショットを指定する設定。 |
storage_encrypted | ストレージを暗号化設定。trueなら有効。 |
vpc_security_group_ids | クラスターに関連付けるセキュリティグループ。リスト形式で指定する。 |
tags | タグ。 |
restore_to_point_in_timeのプロパティ
設定項目 | 解説 |
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source_cluster_identifier | リストア元のクラスター。 |
restore_type | copy-on-write or full-copyを指定する。 copy-on-write:ボリュームは変更があったときに複製する方式。 |
restore_to_time | リストアさせる日時(UTC)を指定する。 |
aws_rds_cluster_parameter_group
設定項目 | 解説 |
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name | パラメーターグループの名前。 |
family | パラメータグループのファミリー。 |
description | パラメータグループの説明。 |
parameter | 適用するDBパラメーターの設定。プロパティは後述。 |
tags | タグ。 |
parameterのプロパティ
設定項目 | 解説 |
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name | パラメータの名前。 |
value | パラメータの設定値。 |
apply_method | 変更を即時反映するか、再起動させるかの設定。immediate or pending-reboot のどちらかを指定する。 |
aws_rds_cluster_instance
設定項目 | 解説 |
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identifier | インスタンスの識別子。 |
cluster_identifier | このインスタンスを起動させるクラスターを指定する。 |
engine | データベースのエンジン。aurora、aurora-mysql、aurora-postgresqlが設定可能。aws_rds_clusterと同じにする必要がある。 |
engine_version | データベースエンジンのバージョン。aws_rds_clusterと同じにする必要がある。 |
instance_class | インスタンスのクラス。 |
publicly_accessible | インターネットからのアクセスを許可設定。trueなら有効。 |
db_subnet_group_name | DBクラスターが使用するサブネットグループ。aws_rds_clusterと同じにする必要がある。 |
db_parameter_group_name | DBパラメータグループ。 |
apply_immediately | インスタンスへの設定変更の即時反映設定。trueにすると即時で行われ、falseにすると次回のメンテナスウィンドウで行われる。 |
monitoring_role_arn | 拡張モニタリングを使用するためのIAMロール。 |
monitoring_interval | 拡張モニタリングの監視間隔。0、1、5、10、15、30、60が設定可能。 |
promotion_tier | レプリカインスタンスがプライマリに昇格させる際の優先度。デフォルトは0。 |
availability_zone | インスタンスを作成するAZを指定する。 |
preferred_backup_window | 日次の自動バックアップウィンドウ。hh:mm-hh:mmの形式で実施したい時間帯を指定する。 例:10:00-10:30 |
preferred_maintenance_window | メンテナンスウィンドウ。DDD:hh:mm-DDD:hh:mmの形式で実施したい時間帯を指定する。 例:web:04:00-web:04:30 |
auto_minor_version_upgrade | マイナーバージョンの自動アップデート設定。trueなら有効。 |
performance_insights_enabled | パフォーマンスインサイトの有効化。trueなら有効。 |
performance_insights_kms_key_id | パフォーマンスインサイトの暗号化に使用するKMSのキー識別子。 |
copy_tags_to_snapshot | スナップショットにクラスターのタグ情報を全てコピーするかどうかの設定。tureなら有効。 |
ca_cert_identifier | 中間証明書の識別子。2021年3月22日時点では、「rds-ca-2019」が最新。 |
tags | タグ。 |
aws_db_subnet_group
設定項目 | 解説 |
---|---|
name | サブネットグループの名前。 |
description | サブネットグループの説明。 |
subnet_ids | サブネットのID。リスト形式で指定する。 |
tags | タグ。 |
随時更新予定。
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